私たちの指導者

私たちの指導者の紹介

ファザル・アミーン
教師兼翻訳者
年齢: 40
出身: パキスタン
ジャメアトゥッラシード神学校卒業、 イスラム財政法学専攻
アラビア語・イスラム学修士
カラチ大学MBAファイナンス修士号取得
2023年11月より神戸モスクにて教師として勤務

教育の目的のひとつは、他人を思いやること、最善を尽くすこと、あきらめないこと、年長者を敬うこと、自分の役割を知ること、集団の中で働くこと、批判的思考を育むために他人の視点に耳を傾けること、そして共感力(他人の気持ちを理解する能力であり、平和と正義の中で共に生きるための基礎となるもの)を育むことなど、強い倫理観や価値観を身につけることです。日本の文化は、こうした価値観に富んでいます。

教師であり教育者である私の願いは、思いやりと合理性を備えた道徳教育を通して、これらの価値観や資質を開花させることです。

共に手を携えて、平和な国際社会に自発的に貢献しましょう。

ファザル・アミーン

ユスフ藤谷
年齢: 31
出身: 日本
マディーナ・イスラーム大学シャリーア学部卒業
2024年9月より神戸モスクでアシスタントイマームとして勤務中

私は10年前の2014年9月に、21歳の時に神戸モスクでイスラーム教に改宗しました。無神論者で看護学を学んでいた頃、DNAシステムの起源、両親の無作為さ、なぜ自分が日本に生まれたのかといった疑問について考えていました。こうした疑問から、仏教、キリスト教、イスラーム教を探求するようになりました。日本の仏教は、さまざまな宗派や、テディベア人形のような、人の手で作られた偶像で私を混乱させました。キリスト教のさまざまな宗派や、新約聖書が後期に書かれたことには納得できませんでした。しかし、イスラーム教は、特にアッラー対するサジダ(平伏し)の行為と不変のクルアーンにおいて、その美しさで際立っていました。

私の地域にはモスクがありましたが、日本語を話すイスラーム教の教師や指導が不足していたため、大学を中退してイスラーム教の研究を追求することにしました。イスラーム教徒になってから、パキスタン(5か月)、マレーシア (1年3か月)とサウジアラビア(6年間)でイスラーム教を深く学びました。

私は国によって宗教実践のレベルが異なり、都市部では一部の人がハラム活動に従事しているのに対し、農村部ではより敬虔な人々がいることに気づきました。私の教育目標は、特に改宗した日本人ムスリムと混血ムスリム(第2世代の若者)全員を対象とし、偏見のある国籍や思想などのあらゆる違いを超えてこの偉大なモスクの価値を高めることです。

私たちは善良な道徳とエチケットをもってムスリムとして自分自身を向上しなければなりません。

いつでもお気軽に声をかけてしてください。一緒に協力していきましょう!